婚活中の男性がお相手への希望で書かない方が良いコト

\結婚するなら、こんな人がいいなぁ/

いろいろ希望がありますよね。
結婚相談所ではプロフィールにお相手への希望を書く欄があります。
婚活中の男性が希望する女性への条件として、こんなことが良く書かれます。

  • 優しい人
  • 価値観が合う人
  • 料理が得意な人

これ、よく目にしませんか?
当たり障りのないような雰囲気ではあります。

これを挙げる男性は「お相手への条件は特にありません」寄りな人が多い印象。
これといったことがないから、ポッと出てきた言葉を書いている。
そんな男性が多いように思います。

でもこれを読む女性の気持ちは、すんなりとはいかないのです。
それはなぜか。

ひとつひとつについて私の考えを書いていきますね。

優しい人

まずは「優しい人」。希望条件のトップに書かれる言葉です。
優しい方がいいに違いない。

でも考えて。
結婚相手に、優しく無い女性を選ぶ人、いますか。いませんよね。
「優しい人」希望、それを読んだ女性は自問自答します。

私、優しいかな。いつでも優しい奥さんでいないといけないのかな。

婚活をしている女性も、お仕事をしている人がほとんど。
男性と対等に仕事をしていたら、多少の厳しさや強さも必要。
そうなると「優しい人」でい続けられる人は、いないですよね。

「優しい人」かどうかは自分で判断するのではなく
周囲が「〇〇さんて優しいよね」と評価をするのがほとんどだと思いませんか。
私は優しいです!と胸を張って言える人、そう多くはありません。

「優しい人」が一番に挙げられると、私はこんな邪推をします…

何をしても許してくれる、母のように優しい妻を求めている?

印象、良くありませんよね…。

ここで提案。
「優しい人」は漠然としている。
あなたが思う\優しさ/と私が思う\優しさ/は同じとは限らない。
だからこそ、\優しさ/の定義をもう少し明確にした方が良いかもしれない。

  • 頑張っている人を応援できる
  • 感謝の気持ちを言葉にできる
  • 動物が好きで大切にできる
  • 小さな子どもと遊ぶのが好き
  • 両親や家族を大切にできる

これらも全て「優しい人」に繋がる項目。
あなたが思う\優しさ/はどんなもの?
こうして考えていくと、相手へ望む事柄が明確になっていきます。
そして、自分の価値観も見えてくる。

「優しい人」だけでとどまらず理解しやすい言葉で表現する。
そうすると、理想に近い人と出会うことができるのです。

「優しい人」というザックリした言葉は書かない良いが良いコトです。

価値観が合う人

これが一番やっかい。
価値観ってなに?になるわけです。

前述の「優しい人」でも書きました。
漠然とした言葉では共通認識を持ちにくい。
「価値観」という大きな括りでは、見る人との答え合わせができないのです。

価値観とは、「どんなことに価値を見出すのか」といった個人の考え方。
「どう生きるのか」も価値観によって変わります。
そこには正解も間違いもなく、その人それぞれが持っている考え方です。

これもまた、漠然としています。
相手に価値観を求める前に、自分の価値観を明確にできますか。
自分の価値観、人生で大切にしたい価値観を相手に説明できなければ
合う、合わないは感覚でしかありません。

その感覚は曖昧で、相手への好意でうやむやになってしまう。
大好きな相手であっても、その好意はいずれ落ち着きます。
その時に「あれ、何かが違う」となる可能性がある。

価値観、という言葉をもっと細分化して表現してみましょう。
それができなければ、他のコトを条件として挙げてみましょう。

料理が得意な人

仕事が終わって家に帰ったとき、ホッとした時間が欲しい。
その象徴として、あなたの帰宅に合わせて美味しい料理が食卓に並んでいたら・・・

幸せですよね。

分かる、分かるのですよ。分かるのですが。
そこに「得意」という言葉が入るだけで

  • 料理はするけど、得意ではないな…
  • 自炊するけど必要だからやるだけで、自信はないな…

こう思う女性が大勢います。
私の友人に薬膳料理の講師がいます。
SNSにUPする料理はどれも美味しそうで栄養バランスも考えられた料理たち。
それでも「私は別に、料理は得意ではない」と断言します。

こういった女性たちは「料理が得意な人」という言葉で
その男性への申し込みを躊躇します。

同じ意味で「家庭的な人」も。
食事、掃除、洗濯、家事全般をソツこなす人、
それが「家庭的な人」のイメージ。

きっと、「料理が得意な人」や「家庭的な人」を挙げる男性が求めているのは

  • ボクは料理経験がないから、作れる人は素敵だな
  • 結婚したら温かい雰囲気の家庭にしたいな

こんな気持ちからだと思うのです。

ただ料理が得意な人、ただ家事全般をソツなくこなす人と共に暮らしたいのであれば
お金を払って家政婦を住み込みで雇えば良い。
極端な話かもしれませんが、私はそう思います。

この男性は自発的に家事をする可能性が低いだろう

そう思わせるようなコトは書かない方が良い。

大人の婚活をすると、お互いに仕事を持っているケースが多い。
結婚をすると女性側にだけ家事の負担が増えるのでしょうか?
そのイメージを抱かせるようなコトは避けるべきです。

中には本当に家事全般を女性にやってもらいたい男性もいますよね。
その男性についてのお話は、また別の機会に…。

まとめ

どうでしたか。

お相手への希望、書かない方が良いコト、なんとなくお分かりいただけましたか。
漠然としたことを書いても、あなたが望む相手がそこに手を挙げることは少ない、ということです。

あなたが大切にしたいことを表現できていれば、それに共感する、同意する女性があなたの元に現れる可能性がある。
その考えをしっかりと理解した上で、相手への希望条件を書くべきなのです。

大人婚活のプロフィールは、ただ書けば良いというものではありません。
あなたという人をどこまで演出するか。それがプロフィールです。
婚活において、プロフィールはとても重要なツールです。
コツをしっかり押さえれば、理想の相手を連れてきてくれる、魔法のツールになります。

大人の婚活は、ただ出会えば結婚できるものではありません。
自分という人をどう知ってもらうか、相手をどう知るか。
そのコツがあるのです。

ぜひ一度ご相談ください。
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